つわりが始まってからは私はただひたすらベッドに横たわり
起き上がるときは吐く時くらいで家から出ることもほとんどありませんでした
なので検診以外では病院へ行く気力もなかったのですが
気力うんぬんよりつわりで病院へ行く、という発想がまずありませんでした
ですがかなりの体重減少でめまいがするようになり
見かねた家族が病院へ連れて行ってくれました
私が通っていた病院はかなりつわりに理解のあるところだったので
希望があれば入院でき、対応も丁寧にしてくれたのですが
正直言って私の症状が入院したことでよくなることはありませんでした
ですが、症状の改善はなくても入院してよかった点はいくつかあります
それは
◆ 点滴をしてくれるので無理に食事をしたり水分をとらなくてもよい
◆ 身のまわりの事をする必要がない
◆ 必要ない匂いなどの刺激がない
などという点です
特に2人目の妊娠中は上の子の世話がとても辛く
(ほとんど世話はできていませんでしたが、家にいると子供を無視するわけにはいかないので…)
入院している間だけでも静かに過ごせるというのは大きかったです
とにかく煩わしいことはなしに休息がしっかりとれるというのは
入院しなければなかなかできなかったので、その点は助かりました
何かあれば看護師さんがしっかりサポートしてくれるのも心強かったです
そんな病院へ行く目安ですが、
● 一日に何度も吐く
● 水も飲めず吐いてしまう
● 何も食べられない
● 体重が急激に減る。
● お風呂に入る、家事をするなどの日常生活が送れない
ということあたりだと思います
ですがあくまでも目安ですので
自分が辛いと思ったら遠慮なく病院へ行く事をお勧めします
もし入院することになるほどの症状であれば「妊娠悪阻(にんしんおそ)」
という病名が付き、ただのつわりとは区別されます
つわりはそういった対処が必要な身体の不調ですので
自分で判断せずきちんとお医者さんに診てもらうのも大切なことだと思います